2008-01-01から1年間の記事一覧

イルーニュの巨人(クラーク・アシュトン・スミス)

イルーニュの巨人 (創元推理文庫)作者: C.A.スミス,井辻朱美出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1986/07メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (16件) を見る復刊フェア対象作。C・A・スミスの作品でかつて自分の読んだのは、「暗黒…

Superman Batman: Absolute Power

Superman/Batman: Absolute Power - Volume 3 (Superman Batman)作者: Jeph Loeb出版社/メーカー: DC Comics発売日: 2005/07/30メディア: ハードカバー クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る あらすじ: 悪い未来人その1が地球に不時着した直後…

タイトル変えた。これでもう鶏ひき肉のレシピを求めやってくる人に申し訳なさを感じることはないはず。

20世紀の幽霊たち(ジョー・ヒル)

20世紀の幽霊たち (小学館文庫)作者: ジョーヒル,Joe Hill,白石朗,安野玲,玉木亨,大森望出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/09/05メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 48回この商品を含むブログ (96件) を見る S.キング 本書の感想めいたものを書く前に、…

僕らのミライへ逆回転

http://www.gyakukaiten.jp/ あらすじ:さびれた町パセーイクのビデオ屋店員ジェリーとその悪友マイク。ある日マイクが発電所の電気を浴びて磁気人間になり、店のビデオテープがすべて消去されてしまう。折も折、常連のおばちゃんが『ゴースト・バスターズ』…

秘密機関長の手記(ヴァルター・シェレンベルク)

秘密機関長の手記 (1960年)作者: シェレンベルグ,大久保和郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1960メディア: ? クリック: 14回この商品を含むブログ (1件) を見るナチスドイツ親衛隊少将にして国家保安本部第六局(国外諜報担当)の長を務めた、ヴァルター…

感想:片腕マシンガール

「『プラネット・テラー』って映画観たことある? 俺っち観てないケド、そんなカンジ」 流行に取り残されてはいけないと思い、ぼくもみんな大好き『片腕マシンガール』を観てみました 行った映画館は名古屋の映画館シネマスコーレ、若松孝二がオーナーなこと…

『宇宙船レッドドワーフ号』とわたくし

今日は『宇宙船レッドドワーフ号』についてしゃべくろうと思います。

普通に面白かった『四十七人目の男(スティーヴン・ハンター)』と、ヤングチャンピオンの素晴らしさについて

四十七人目の男〈上〉 (扶桑社ミステリー ハ 19-14)作者: スティーヴン・ハンター,公手成幸出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/06/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 47回この商品を含むブログ (28件) を見る国辱って何? 俺ァ坊ちゃんじゃねえから全然…

インクレディブル・ハルク

2003年のアン・リー版『ハルク』の失敗から反省をしたのか、一新してアクション多めなハルク映画のお出ましである。 なんといっても「先週のあらすじ」とばかりに開始五分でガンマ線照射実験と変身を軽くこなし、ブラジルのスラム街へ潜伏してしまうのだから…

『ウォンテッド』原作がかなり出来のいいメタフィクションな件

最近映画館によく行っている。『クローバーフィールド』と『ミスト』をハシゴしたせいで夢に触手が出てきたり、ついに公開されたパワードスーツに興奮してみたり。なかでも面白いのが本編観る前の予告編。変な映画の変さやエモエモしい映画のエモさはすべて…

面白げな新刊

http://dccomics.com/comics/?cm=9774 第二次世界大戦のイフもの。マンハッタン計画の失敗によりアメリカ政府はプロジェクト・オリンポス――日本本土への上陸作戦を実行することになる。 ちょこっと試し読みができるので読んでみたけど、開始五ページで「将軍…

サラエボの花

観てきました。ちょっとこれは感想書くのに時間かかりそうだ。 米沢穂信の『さよなら妖精』と重なるところがいくらかある、というとさすがに我田引水的なところがあるか。具体的な共通点って「真実の秘匿」と「悲劇的な暴露」ぐらいだし。あと「気付いたとき…

吉里吉里人について

そろそろ吉里吉里人読んどかなくちゃなあ、と思った。 そもそも吉里吉里人なんで知ったかというと国語教師の脱線in中学時代。今でも覚えてるのは「東北の寒村が日本から独立する」「きんかくしに金が隠してある」程度のことだけど。 じゃあなんで今になって…

サークルの経営について、アドバイスと覚書

いよいよ各大学も二次試験がたけなわになってきました。ちょっとまだ入学式には早いですが、今頑張り中の、そしてもう頑張り終わった皆さんに大学生活における、その何だ。アドバイス的な何かを捧げたいと思います。 とはいっても僕が伝えられるのは、それな…

ハートシェイプト・ボックス(ジョー・ヒル)

ハートシェイプト・ボックス〔小学館文庫〕作者: ジョーヒル,Joe Hill,白石朗出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/12/04メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 19回この商品を含むブログ (26件) を見るさてこの本について語るべきことはたくさんあるような気が…

オタクの向学心とか、そういうことについて。

なんか最近オタク(もしくはそう呼ばれてるもの)に向学心ライクな何かがないって話がたまにあるじゃん。具体的には元ネタ探索をしないとか作家読みをしないとか。まー確かにそれはまわり見て同じこと思うよ。けどそれは情報を取捨選択しきった上でそういう…

寒すぎて自分が風邪引いてるのかすら分かりませんでした。ズボン重ねてはいたのは久しぶりだなあ。

蜘蛛の巣のなかへ(トマス・H・クック)

今日はトマス・H・クックを読みました。蜘蛛の巣のなかへ (文春文庫)作者: トマス・H・クック,村松潔出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/09/02メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見るさて、トマス・H・クック。へこみ系ミステ…

奇術師の密室(リチャード・マシスン)

奇術師の密室 (扶桑社ミステリー)作者: リチャードマシスン,Richard Matheson,本間有出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2006/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (47件) を見る植物状態の元・奇術師が、この小説の語り手である。 彼…

鏡に映ったハリー・キャラハン――『奴らを高く吊るせ!』

クリント・イーストウッド主演作品『奴らを高く吊るせ!』である。主人公ジェドは牛泥棒と決め付けられ、釈明も聞かれずにリンチにあう。危ういところで助かった彼は自ら保安官となり、その仕事をするかたわら自分をリンチにかけた奴らを探すのだった。が。…

不気味で素朴な囲われた世界(西尾維新)

昨日は西尾維新を読みました。不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,TAGRO出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/10/10メディア: 新書購入: 5人 クリック: 120回この商品を含むブログ (218件) を見る読者みんな初期戯言初期戯言うるさ…

最後の一壜(スタンリイ・エリン)

今日は図書館に行きました。年始休業明けで凄い行列。最後の一壜 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)作者: スタンリイエリン,仁賀克雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/01/14メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (26件) を見るスタンリイ・…

激突カンフーファイター(清水良英)

今日はライトノベルを読みました。激突カンフーファイター (富士見ファンタジア文庫)作者: 清水良英,しろー大野出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2001/01メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (15件) を見る本書を何に例えよう。 マシンガン…

爆発星雲の伝説(ブライアン・オールディス)

そして今日はオールディスの短編集を読みました。爆発星雲の伝説 (ハヤカワ文庫 SF 364)作者: ブライアン W.オールディス,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/10メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る表題作、ペテン師…

ようこそ女たちの王国へ(ウェン・スペンサー)

昨日は問題作を読みました。ようこそ女たちの王国へ (ハヤカワ文庫SF)作者: ウェンスペンサー,エナミカツミ,赤尾秀子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/10/24メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 202回この商品を含むブログ (47件) を見る男女比がいち…

弁護士は奇策で勝負する(D・ローゼンフェルト)

弁護士は奇策で勝負する (文春文庫)作者: デーヴィッド・ローゼンフェルト,白石朗出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/04/07メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見る今日は法廷ミステリを読みました。悪くない出来。この種のもの…