2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

どこに書くべきかという問題

なんらスキルを持たない一般人でも、容易に自己表現ができるのが現代なんだと思う。そしてそのための選択肢はだんだん増えていることには疑いの余地がない。例えばこういったブログとか、SNSとか、あとtwitterとか。 そこで出てくるのが何をどこに書くべきか…

PREACHER :UNTIL THE END OF THE WORLD /Garth Ennis, Steve Dillon

Preacher VOL 02: Until the End of the World作者: Garth Ennis出版社/メーカー: Vertigo発売日: 1997/01/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るとりあえず前半、表題作だけ読んだ。 1巻は割と気楽な内容だった。やさぐれ牧師の主…

チャンピオンRED2月号について

倉田英之が物欲コラムで 来月でこのコーナーが終わるのは、谷口悟朗が編集長にもうネタがないとちくったからです。許さんぞ反逆監督!お返しとしてサンライズに『監督、もう新シリーズのネタがないって言ってましたよ』とデマを吹き込むことにする!(大意)…

ウォッチメン映画について

http://watchmenmovie.warnerbros.com/ 公式。グリーングラスのときの公式サイトにあった壁紙は今でも持っております。2006年公開とか書いてあんの。 http://rss.warnerbros.com/watchmen/2007/11/the_backlot.html おお、ガンガ・ダイナーにニクソンの選挙…

リベリオンについて

もう何度目かすら忘れたリベリオン脳内上映会を開いていたら、パートリッジが暗唱したイェイツの詩と副総裁の言葉が微妙にリンクしていたことにいきなり気づきました。「そっと踏んで欲しい、私の大切な夢だから」と「気をつけろプレストン、私の夢を踏みつ…

言語の話

こんばんは。今日は天気がよかったので言語の話をします。本の話は少しだけ。 ラテン語 もはや誰も使っていないかのように思えるラテン語ですが、かじってみると結構面白いところがあったりします。具体例を挙げると、「この言語は主語を必要としない」。と…

千の脚を持つ男(編:中村融)

千の脚を持つ男―怪物ホラー傑作選 (創元推理文庫)作者: 中村融出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/09/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (29件) を見るアンソロジーをおもちゃ箱に例えるのはもはや定石を通り越して陳腐だ…

『第三の男』についてちょっと。

ブックオフで250円だったから思わず買ったんだけど、昔観たエヌ・ハー・カーのやつよりも明らかに字幕が低コストだった。それはともかく考えたいことはおもに二つ、「観客と主人公のズレ」と「ストーリィ上の主人公・演出上の主人公」である。 前者について…